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Cargo-Partnerの買収について、NIPPON EXPRESS ホールディングス株式会社にアドバイスを提供

フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー(以下「フレッシュフィールズ」といいます。)は、オーストリアに本拠地を置き、全世界でロジスティクスサービスを展開するCargo-Partnerグループの買収について、NIPPON EXPRESS ホールディングス株式会社(以下「NIPPON EXPRESS」といいます。)にアドバイスを提供しました。本取引の対象会社は全世界で合計63社にのぼり、取得価額の総額は最大14億ユーロとなる予定です。本取引は2023 年 5 月 12 日に締結されました。

NIPPON EXPRESSは、世界的に高く評価されている日本の物流企業です。同社は、80年以上前に物流サービス会社として設立され、現在は全世界で739を超える拠点からなるグローバルネットワークを有し、先進的な物流サービスで世界中の物流をサポートしています。

Cargo-Partnerは、欧州における産業集積地として注目が集まる中東欧地域に強固な物流事業基盤を有し、自動車、電機・電子、医療品産業における海上・航空フォワーディング事業を中心に欧州、アジア、北米で事業展開しています。NIPPON EXPRESSは、世界の国々や地域においてサプライチェーン・ソリューションを提供することにより、あらゆる顧客のグローバル展開に貢献するグローバルロジスティクスカンパニーを目指しており、本取引は、その実現に向けた大きな一歩であり、このビジョンの一環として同社が進めてきたクロスボーダーM&Aにおける最新の取引となります。

本取引については、フレッシュフィールズのグローバル・トランザクショングループのパートナーである中島 智子(東京オフィス)、ヨハン・エルロット(東京オフィス)、中尾 雄史(東京オフィス)、Konrad Groeller(ウィーンオフィス)がリードし、ヒュー・グッドウィン(東京オフィス)およびStephan Roedler(ウィーンオフィス)がリード・アソシエイトを務めました。また、独禁法については山田 香織(東京オフィス パートナー)、税法についてはKatharina Kubik(ウィーンオフィス パートナー)およびAnna Binder-Gutwinski(ウィーンオフィス シニア・アソシエイト)、労働法についてはKarin Buzanich-Sommeregger(ウィーンオフィス パートナー)がそれぞれアドバイスを提供した他、フレッシュフィールズのアジア、欧州、米国における様々なチームが本取引をサポートしました。