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フレッシュフィールズ、CFIUSの代表を務めたブライアン・レイサウスがシニア・アドバイザーとして参加、ワシントンDCオフィスの国家安全保障チームを強化

このたび、フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー(「フレッシュフィールズ」)は、ブライアン・レイサウス(Brian Reissaus)が、国家安全保障を担当するシニア・アドバイザーとしてワシントンDCオフィスに参加したことを発表いたします。ブライアンの参加により、弊事務所の対米外国投資審査及び国家安全保障プラクティスは一層強化されることになりました。

ブライアンは、対米外国投資委員会(CFIUS)が、過去30年間でその体制を拡大した重要な時期に同委員会を率いた経験を有し、フレッシュフィールズの対米外国投資審査及び国家安全保障チームに最新の見識をもたらします。ブライアンは、直近では米財務省の投資安全保障担当副次官補を務め、CFIUSを管轄する同省の舵取りを含め、対内・対外投資に関する米国の政策策定と実施を担当していました。また、バイデン政権発足後の16ヵ月間にわたり、財務次官補代理(投資安全保障担当)を務めた経験も有します。

ブライアンは、弊事務所のCFIUSプラクティス代表を務めるアイメン・マー(Aimen Mir)が率いるチームに参加します。アイメンは、ブライアンと同じ部門も含め、財務省の様々な部門を統率する役割を10年近く務めた後、2019年にフレッシュフィールズに入所しました。この2名が弊事務所に入所する前のキャリアを合わせると、弊事務所は、過去14年間にCFIUSに提出されたほぼ全取引の審査業務に関与したことになります。

アイメンは、「ブライアンは、開放的な投資環境を維持しつつ、米国の国家安全保障を強化する任務を遂行し、CFIUSの審査プロセスを構築するために、過去数年にわたって精力的に活動してきました。ブライアンはCFIUSの審査プロセスに大きな影響を与えた人物であり、地政学的緊張が高まる中、CFIUSの審査プロセスや対内直接投資審査のグローバルトレンド、米国の国家安全保障政策の策定・導入の背景について理解しようとするクライアントにとって、貴重な人材となるでしょう。」と述べています。

財務省におけるブライアンの業績には、2018年の外国投資リスク審査近代化法(FIRRMA)に関する交渉・導入も含まれます。ブライアンは、財務省に入省する前は、米国防総省において、国防保安局の「外国による所有、支配又は影響下にある会社(FOCI)」に関する規定の運営部門におけるアクション・オフィサーとして従事した経験を有します。同部門では、機密契約を保有する資格のある委託業者とのFOCIに関する軽減合意の遵守について、策定から交渉、締結、モニタリングを担当していました。

フレッシュフィールズには、ブライアンとアイメンに加え、国防総省の法務顧問を務めたベス・ジョージ(Beth George)、国家安全保障局の副法務顧問を務めたブロック・ダール(Brock Dahl)、駐インド米国大使及び大統領副補佐官(国際経済問題担当)を務めたケネス・ジャスター(Kenneth Juster)、国家情報長官室の投資安全保障グループの代表を務めたコリン・コステロ(Colin Costello)、米司法長官顧問を務めたエリック・ブルース(Eric Bruce)、ニューヨーク州南部地区連邦検事局の詐欺・サイバー犯罪捜査部門長を務めたティモシー・ハワード(Timothy Howard)等、米国の国家安全保障に携わった経験を有するメンバーが揃っています。