トビアス・マッキノン
国際仲裁グループに所属する、東京オフィスのアソシエイト。
商事訴訟・仲裁、投資協定仲裁、当局からの調査及び社内調査、経済制裁など、複雑な国際紛争解決分野を専門とする。クロスボーダー調査の実施や、複数の国・地域における開示義務及び証拠規則に関するアドバイザリー業務において、豊富な経験・知識を有する。
証拠法及び刑事・民事訴訟手続の経験が豊富で、法律専門家の秘匿特権や訴訟手続における証拠の許容性に関する多数の論文等を執筆している。仮処分の申立てのため定期的に英国の高等法院へ出廷するほか、様々な国・地域におけるLCIA、HKIAC、SIAC及びUNCITRAL規則が適用される商業仲裁において、しばしばホワイトカラー犯罪に関する案件に関し、原告側及び被告側に対するサポートを提供している。また、無報酬の法律アドバイスを提供するPro Bono活動にも従事しており、司法審査及び移民関連業務に強い関心を持つ。
英国オックスフォード大学で法学を修める。当事務所東京オフィスに入所する前は、シンガポールとロンドンの大手国際法律事務所及びブリュッセルの欧州委員会で勤務し、民事紛争や企業犯罪、経済制裁及び国際貿易の分野における経験を積む。直近では、ホワイトカラー犯罪・証券訴訟プラクティスにおいて世界でもトップクラスと評価される米系法律事務所のロンドンオフィスにて勤務し、フランスにおける航空機・防衛産業の大手企業に出向した経験を有する。
母国語であるドイツ語に加え、英語、フランス語、スペイン語に堪能。ニューヨーク州弁護士資格を有する。
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- 民間航空事業における詐欺、贈収賄、汚職の疑惑に関するクロスボーダー調査において、世界的な大手航空機・防衛装備品を製造する企業グループに助言を提供。英仏米の規制当局と約40億米ドル相当の起訴猶予合意について交渉を行う。*
- 民事およびコモンローに基づく仲裁手続について、世界的な大手航空機・防衛装備品を製造する企業グループに助言を提供。*
- 株主代表訴訟に対応するための内部調査について、米大手電力会社の取締役会に助言を提供。*
- 国連の普遍的・定期的審査のための国別提出書類について、著名なNGOに助言を提供。*
- 贈収賄および汚職の疑惑に関するクロスボーダー調査について、大手投資銀行に助言を提供。*
- 欧州および米国の制裁措置の対象企業の資産に対する仲裁判断の執行に関するサポート業務の提供。*
*当事務所に入所する以前の案件。
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